はじめに:家計簿が続かない理由
「家計簿をつけてみたけれど、なんだかしっくりこない」
「節約しているはずなのに、気持ちが満たされない」
そんな経験はありませんか?
数字を記録することは大切ですが、それだけでは“暮らし”は整いません。
家計簿が続かない理由のひとつは、お金の使い方に“軸”がないこと。
その軸こそが、暮らしとお金をつなぐ“羅針盤”なのです。
暮らしとお金の関係性
お金は、目的ではなく手段です。
私たちはお金を使って、安心を得たり、楽しみを味わったり、誰かを支えたりしています。
でも、何を大切にしたいかが曖昧なままだと、
「節約=我慢」「支出=罪悪感」といった感覚に振り回されてしまいます。
だからこそ、まずは自分の暮らしの価値観を見つめ直すことが大切です。
「羅針盤」を持つという考え方
羅針盤とは、航海の方向を示す道具。
暮らしにおいても、進むべき方向を見失わないための“軸”が必要です。
それは、
- 家族との時間を大切にしたい
- 心地よい空間で過ごしたい
- 将来への安心を少しずつ育てたい
といった、自分の価値観や願いです。
このサイト「お金と暮らしの羅針盤」は、そんな“軸”を見つけるお手伝いをしたいという想いから生まれました。
実践ステップ:家計簿の前にやること
家計簿を始める前に、ぜひ以下のステップを試してみてください。
- 「大切にしたいこと」を3つ書き出す
例:健康、家族時間、趣味 - その価値観に沿ったお金の使い方を考える
例:外食を減らして家族で料理する、趣味の予算を確保する - 家計簿は“羅針盤”に沿って記録するツールにする
数字を記録するだけでなく、「この支出は自分の価値観に合っているか?」を意識する
おわりに:数字に振り回されない暮らしへ
家計簿は、暮らしを整えるための道具です。
でもその前に、自分の“羅針盤”を持つことが、心豊かな毎日への第一歩。
次回は、「家計簿の選び方」や「項目の分け方」について、さらに具体的にご紹介します。
あなたの暮らしに寄り添うお金の使い方、一緒に見つけていきましょう。
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