はじめに
投資に興味はあるけれど、「難しそう」「リスクが怖い」と感じていませんか?
そんな初心者におすすめなのが インデックス投資 です。
市場全体に分散して投資できるため、少額からでも安心してスタートできます。
この記事では、投資信託やNISAの基本もふまえながら、初心者でも失敗しにくいインデックス投資の始め方を解説します。
インデックス投資とは?
インデックス投資とは、株式市場全体の値動きを表す「株価指数(インデックス)」に連動する投資方法です。
- 日本なら「日経平均株価」
- アメリカなら「S&P500」
こうした指数に連動する投資信託を買うことで、個別の企業に賭けるのではなく、市場全体の成長に投資することができます。
投資信託とは?
「投資信託ってそもそも何?」と思う方もいるかもしれません。
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとまとめにして、専門家(運用会社)が株や債券に分散投資してくれる金融商品です。
- 1つ買うだけで、世界中の株式や債券に分散投資できる
- 少額から始められる(100円や1,000円でもOK)
- 初心者でも扱いやすい
インデックス投資は、この「投資信託」の中でも「指数に連動する商品」を選ぶ方法です。
インデックス投資のメリット
- ✅ 分散投資ができる
1つの商品を買うだけで数百〜数千社に投資しているのと同じ効果。 - ✅ 初心者でもわかりやすい
「市場全体に投資する」シンプルな仕組み。 - ✅ 低コストで続けやすい
信託報酬(手数料)が安く、長期投資に向いている。 - ✅ 時間を味方につけられる
毎月積み立てることで、価格変動のリスクを平準化できる。
NISAとは?
投資を始めるなら、まず知っておきたいのが NISA(少額投資非課税制度) です。
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。
しかしNISAを使えば、その利益が 非課税 になります。
NISAの2つの枠
- つみたて投資枠(年間120万円まで)
金融庁が指定した長期・分散・低コストの投資信託が対象。 - 成長投資枠(年間240万円まで)
個別株やETFなど幅広い商品が対象。
👉 インデックス投資はどちらの枠でも購入可能ですが、初心者は「つみたて投資枠」で始めるのが安心です。
初心者におすすめの始め方
1. 証券口座を開設する
初心者がインデックス投資を始めるなら、 SBI証券 または 楽天証券 の2択がおすすめです。
- どちらもネット証券で手数料が安い
- 投資信託のラインナップが豊富
- NISAに完全対応している
2. おすすめの投資信託
数あるインデックスファンドの中でも、初心者におすすめなのは次の2本です。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
アメリカの代表的な500社にまとめて投資できるファンド。
長期的に成長してきた米国市場の力を取り込める。
信託報酬も業界最低水準でコストが安い。 - eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
日本を含む先進国・新興国まで「世界中の株式」に投資できるファンド。
どの国が成長してもリターンを得られるため、より分散が効いて安心。
👉 迷うなら「全世界株式(オールカントリー)」がおすすめです。
3. 自動積立を設定する
証券口座を開いたら、自動積立を設定します。
設定の流れ(例:楽天証券/SBI証券)
- 投資信託を検索(例:eMAXIS Slim 全世界株式)
- 「積立注文」をクリック
- 毎月の投資額を設定(例:1万円)
- 積立日を設定(例:毎月1日)
- 「NISAの枠を利用する」を選択
- 確定ボタンを押せば完了
👉 一度設定すれば、毎月自動で買い付けてくれます。
「ほったらかし投資」ができるのが最大の魅力です。
続けるためのコツ
- 相場が下がっても積立をやめない
- 投資額は生活に支障がない範囲で設定する
- 長期的に「育てる」意識を持つ
まとめ
インデックス投資は、初心者でも安心して取り組める「資産を育てる投資」です。
- 投資信託を通じて、市場全体に分散投資できる
- NISAを活用すれば、利益が非課税になり効率よく資産形成できる
- SBI証券または楽天証券で口座開設し、オールカントリーかS&P500連動ファンドを選べばOK
- 自動積立で淡々と続けることが大切
投資は「早く始めて、長く続ける」ことが最大のコツです。
今日から小さな一歩を踏み出し、未来の安心を育んでいきましょう。
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